辻庸介代表取締役社長CEO 世界の会計を変える株式会社マネーフォワード

会社

京都大学農学部からビジネスパーソンへ 辻庸介社長

株式会社マネーフォワードは個人向け及び法人向けに金融系のウェブサービスを提供している会社で、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」をビジョンに 「新しい金融サービス、世界最高のお金に関するインターネットサービスを創る」ことを目指しています。BtoC向けには資産管理・家計管理ツール「マネーフォワード ME」、自動貯金アプリの「しらたま」、個人向け経済メディアの「MONEY PLUS」を運営しているほか、B to B向けには、「マネーフォワード クラウドシリーズ」として、「クラウド会計」、「クラウド請求書」、「クラウド給与」、「クラウド勤怠」、「クラウド経費」などの事業者向けSaaS型サービスプラットフォームを提供しています。 
創業者で社長は辻庸介氏で、ちなみに祖父はシャープ元社長の佐伯旭氏です。
辻氏は1976年生まれで1996年甲陽学院高等学校卒業し、2001年京都大学農学部卒業後、新卒ではソニーに入社しています。経理部配属になり、社内公募に募集し、2004年にマネックス証券のCEO室に出向します。

マネックス証券時代とMBA時代

当時マネックス証券はまだベンチャー企業で社員は40人から50人程度、ソニーという大企業の経理部からベンチャーへと環境を大きく変えます。CEO室でマネックス証券の松本社長の近くで仕事ができたことで、社長の意思決定の速さ、人に対するフェアなところ、新しいものをユーザーに届けるんだという松本社長の志の高さ、理想と現実のギャップをどう解決するかなど、社長としての帝王学を学んでいきます。
偉大な経営者の近くで働く中で自分に足りないものを考えていたなかで、辻氏はMBAを取るため海外留学にいきます。

フィンテックに可能性を

MBAから帰国後、マネックス証券に戻ります。日本の金融の問題点を解決する新規事業をやりたいと思っていたものの、当時リーマンショックの影響で株式市場が壊滅的な状況にあり、新規事業をやるタイミングとして適切ではなかったため、マネックス証券を退社し、株式会社マネーフォワードを創業しました。
マネーフォワードではお金のビジョン、お金の課題をテクノロジーで解決するというビジョンでBtoCとBtoB両方のサービスを展開、ITを使った新しく斬新なサービスを、中小企業でも手の届く価格帯で展開し、日本の金融の問題点をITを使って解決するサービスを次々に展開しています。

コメント