奥迫哲也代表取締役 ドクターリセラ株式会社の社員教育

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ドクターリセラ株式会社の社長奥迫哲也とは?

漢方薬局から始まり、そこから美と健康をテーマに事業展開を進めているドクターリセラ株式会社の代表取締役である奥迫哲也社長について紹介します。奥迫社長は1964年生まれ、島根県江津氏生まれで、1933年に29歳の時に漢方薬局を開業しました。その後1997年に株式会社シードを設立し、2000年にはエステ業界に参入しています。会社発展のために常に従業員教育を大事にし、重要な施策としてきたところが特徴的です。

社員と一緒に作った経営理念

ドクターリセラの経営理念は2013年に刷新され、現在の「安全で結果の出る製品と積善の人づくりを通して、真理を究め、美と健康と地球環境に貢献します。」が出来ました。
なんと驚くことに、この経営理念は社長が一人で考えたものではなく、現場含めた社員のチームと経営陣が一緒になって考え、6か月かけて作ったものだそうです。会社の基本的な考え方を示す大事な経営理念の作成プロセスに一般社員を巻き込むことで、社員への浸透度を高め、定着させることが出来たと奥迫社長自ら語っています。
奥迫社長の経営方針の柱となっているのは、人材育成です。経営人材だけではなく、現場スタッフの成長にまで気をかける奥迫社長は現場で感動を生み出す社員はドクターリセラの宝であると断言し、社員教育には力を引き続き入れていく方針を示しています。

株式会社武蔵野の小山社長との出会い

今こそ社員教育の大事さを訴える奥迫社長ですが、社員教育のスタートは、株式会社武蔵野の小山社長との出会いから始まっています。株式会社武蔵野はかつて高卒社員が中心で暴走族上がりの人が何人もいたのですが、すでに会社と価値観を共有して経営サポートの講師を務めるレベルまで成長していた点に着眼し、まずは株式会社武蔵野が行っていた社員教育をまねすることから始めました。
その後奥迫社長はリッツカールトンやトヨタなどの企業を視察しながら、社員研修を徹底的に改善していきます。
朝礼、社内研修、外部研修、農業研修などを充実させ、研修の事前と事後に面談やオリエンテーションを実施することで、なぜその研修をやるのか、自分の仕事にどう結びつくのかを納得させてから受講してもらうようにすること、社員がどんどん成長する仕組みを作り上げました。

今後の成長に向けて

漢方薬局からスタートし、エステや総合化粧品など幅を広げて事業規模を拡大しているドクターリセラですが、近年は医食同源レストラン、24時間フィットネスに進出するなど事業の多角化を進めています。奥迫社長は今後の成長に向けて社員教育を更に充実させることで、将来的にグループの中に社長を30人作ることを目標としています。
会社の目標に、経営を担える人材の数を掲げるところに奥迫社長の社員教育を大事にする方針が表れています。
グローバル化も進める方針を掲げているため、今後に目が離せません。

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