齊藤寛代表取締役社長 郊外中心から海外へ飛躍する株式会社シャトレーゼホールディングス

会社

今川焼から始まったシャトレーゼ

洋菓子店を運営しているシャトレーゼホールディングスの齊藤寛社長は1934年山梨県東山梨郡勝沼町(現・甲州市)生まれで、山梨県立日川高等学校を卒業しています。
1954年に今川焼きの甘太郎を出店し、創業。その後大和アイスと合併してから現在の社名になりました。
シャトレーゼはフランス語の城という意味のシャトーとぶどうという意味のレザンを合わせた名前です。
今川焼きから始まった同社は現在は洋菓子や和菓子、パンなど幅広い商品を手掛けています。
契約農場から仕入れた原材料を新鮮なうちに使って自社で商品を製造する方針の基、フランチャイズ方式で郊外ロードサイドを中心に全国に店舗網を広げていきます。
最盛期の2013年には店舗数は国内で505店と、菓子の製造小売りとしては最大級の規模で大きくしていきました。

厳しい郊外事業環境

同族経営のシャトレーゼは思い切った経営でも有名です。
少子高齢化と都心への人口流出により厳しさを増す郊外の事業環境に対する危機感から、齊藤社長は2015年に海外への進出を決めます。
そして海外進出からわずか約3年で9カ国50店舗をフランチャイズで広げてきました。
一方、国内の郊外ではショッピングモールへの出店強化とカフェ併設による潜在顧客の掘り起こしにより再強化を図っています。
そんな同族経営ならではの思い切った経営判断を行うシャトレーゼには三喜経営という理念があります。
それは第1にお客さん、第2にフランチャイズの加盟店オーナーや契約農場などの取引先、第3に社員という順番で、全員に喜んでもらおうという考えです。
三喜経営という理念に従い、株主を第1に考える経営をせざるを得ない上場の選択肢は取らず、これまで未上場を貫いています。

健康ニーズに応える菓子作り

齊藤社長は消費者のニーズにいち早く応えるため、相談室に来た要望は全て自ら目を通していることも素早い意思決定を可能にしています。
シャトレーゼでは今後は海外への更なる進出に加えて、国内だけでなく中長期的にはアジアや中東などの海外でもニーズが出てくると考えられる無添加や糖質オフのような健康ニーズに応える菓子の開発を進めていく方針を打ち出しています。
顧客要望を社長自ら全て目を通し、ニーズのある商品を市場に投入するシャトレーゼは逆風の環境下でも顧客第1で日々奮闘しています。

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