石坂信也代表取締役社長 ゴルフとITで事業拡大する株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン

会社

アメリカでゴルフに目覚める

ゴルフダイジェストオンラインの石坂信也社長は1966年生まれ、東京都出身です。
東芝に務めていた父親のアメリカ転勤勤務に伴い渡米、当初は異国の地で溶け込めなかったものの、運動神経がよく、スポーツが万能だったことで徐々に溶け込めるようになります。
ある日ゴルフ大会で90のスコアを切ったことで、とりわけゴルフへ情熱を注ぐようになります。
その後成蹊大学を卒業した石坂さんは1990年に三菱商事に就職します。
得意の英語力をいかして、商社の幅広い業務、忙しさを乗り越え、仕事に没頭します。

ハーバードに留学、インターネットビジネスを学ぶ

その頑張りが認められ、1997年に石坂氏は会社の費用でアメリカのハーバード大学のビジネススクールに留学することになります。
当時はインターネット起業ブームの真っただ中で、インターネットビジネスに興味を持ちます。そしてビジネススクールの授業で、ゴルフでインターネットのビジネスのテーマにレポートを書き、ビジネスプランを描き上げました。
アメリカでMBAを取得したあと三菱商事に戻りますが、
大きな仕事の中に入れてもらって、やらせてもらうダイナミックな感覚よりも小さくてもいいから自分がすべてのものに携わる立場で活躍したいことを自覚し、起業を決意します。
ゴルフへの情熱を捨てていなかった石坂氏はバブル期以降苦しい状況が続いていたゴルフ場を救うチャンスであるとみて、
また親戚が雑誌のゴルフダイジェストの経営者だったこともあって、ゴルフダイジェストオンラインを創業します。

ゴルフとITの組み合わせで事業拡大

ゴルフダイジェストオンラインは「インターネットを通じてゴルフの変革をする」、「ゴルフの裾野の拡大とゴルフォーの活用化」の2つをミッションとして掲げるゴルフ総合サービス企業として、ゴルフビジネスとITを組み合わせた事業を推進していきます。
ゴルフ会員権を持っていなくてもゴルフダイジェストオンラインを通じて予約が行えるようにし、ゴルフ用品の取引、広告事業などゴルフ事業の多角化も進め、なんと4年で東証マザーズへの上場を果たします。
予約できるゴルフ場、品ぞろえも充実させ、2015年9月には東証1部に上場します。

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