世界的なコンクールでも人気のピアノを作る河合楽器製作所の社長、河合弘隆社長についてご紹介!

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今回は世界に誇る日本の楽器メーカー「河合楽器製作所」の社長、河合弘隆さんについてご紹介していきます。

河合さんの生立ちと実績

1947年生まれで大学は慶応義塾大学へ進学しています。卒業後は26才で三菱信託銀行株式会社に入社していますが、2年後の28才のときに株式会社河合楽器製作所へ中途入社しています。その後は42才の若さで河合楽器製作所の代表取締役社長へ就任しています。現在は河合は楽器の制作だけではなく音楽教室、楽譜出版事業、音響システムとしても有名な企業になっています。以前は欧州などでは穂どんど見かけなかった河合のピアノですが今や世界的に活躍するピアニストに愛されるピアノメーカーへと成長しています。

河合楽器製作所のこれまでの売り上げ

現在はカワイのピアノといえば世界的なコンクールで使用されることも多いピアノとして人気です。コンクールでピアニストがピアノを選定する際も「カワイのピアノは弾けば分かる」と高い支持率を得るなど、確実に世界に通用するピアノになっています。このことからも分かる通り、河合のピアノは世界二位の楽器メーカーとして売り上げを伸ばしています。世界的な音楽家を育成するための欧州の音楽大学でも頻繁に目にすることがあるほどです。日本、欧州、中国では堅い売り上げを残していますが、北米では低調しているので、この地域へはこれからの改善に期待できます。また事業別に見ると売り上げの多くを音楽教育事業が占めています。カワイの音楽教室といえば、どこにでもあり気軽に子供を通わせることのできる習い事としても人気が高いのが現状です。

今後の河合楽器製作所

今後は河合の柱であるピアノ製造とともに、音楽教育等を通じて感動を広げ、快適な生活環境の創造に貢献したいと語っています。ピアノの制作に関しては100年ブランドという理念を打ち出しており、継続的な発展とピアノで現在の世界2位という結果には甘えずに世界一を目指していくようです。また社員に対しての対応も常に進化しており、社員が心身ともに健康的に活躍できる「健康経営」の推進や各階層に応じた教育研修プログラムによる育成と能力開発、女性の活躍を起点とした仕事と子育て、介護の両立支援と働き方改革の推進、グローバル人財の育成推進などを打ち出しています。社員のこともしっかり考えて働かせてくれる企業なので、時代に合わせた働き方の最先端をいく会社としても今後が期待できます。また、今後も大きな世界のコンクールで入賞者の良い相方となるピアノを製造していくと期待しています。

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