新聞業界は破綻寸前!?朝日新聞の社長である渡辺雅隆さんについてご紹介!

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今回は朝日新聞の社長である渡辺雅隆さんについてご紹介していきます。

渡辺さんの生まれた場所と実績を公開

渡辺さんは1959年に千葉県で生まれました。千葉大学法政経学部卒業後は、朝日新聞へ入社し鳥取市局部に配属されます。その後は同社で生活文化部長や社長室補佐などの重役を経て、朝日新聞の社長へ就任しました。これは2014年12月のことで、吉田調書問題や従軍慰安婦問題を巡る一連の捏造や誤報の責任をとる形で辞任した木村伊量さんの後に、現在の代表取締役会長とともに朝日新聞社の代表取締役に就任しました。このニュースはテレビでも取り上げられていたので、記憶にまだ新しい人もいるかと思います。

朝日新聞のこれまでの売り上げ

近年ではスマートフォンやタブレットの普及や、若者の新聞離れで新聞業界はダメージを負う一方です。そんな中、朝日新聞社では早期退職希望者を募るなどして対策をとっています。多くの退職金が払われる一方で人件費は削減できるという戦略でしょう。そして売上高は大きく減少していますが、利益は大きく変動していないというのも現状です。正社員数も早期退職者により減少していますが、減収幅に比べると緩やかな数値です。朝日新聞者は不動産を保有しているので、本業が赤字であっても利益を上回ることができます。そのため今では利益だけでデータを見ると不動産業として成立しているようにも見受けられます。今後はより一層厳しい状況になると言えますが、どのように対策をとっていくのでしょうか。

今後の朝日新聞社

現在では日本で約3500万人のみ、それも65歳以上の新聞購読者だけで新聞社は経営していると言えます。中には新聞社は経営破綻するという人もいるほどで、新聞業界は大変厳しい状況に置かれています。しかし実は、新聞の信頼度というものは非常に高いのも事実です。NHKテレビは新聞よりもやや高い信頼度を得ていますが、それに負けず劣らず民放のテレ部やインターネットとは大差をつけています。一方世界では新聞への信頼が下がっているケースが多いと言われていますが、日本の新聞はまだまだ国民から高い信頼を得ていることから今後数年で新聞社がなくなるというのも考えにくいでしょう。朝日新聞社もデジタルとしてネット上で新聞を掲載するなどの対策をとっています。無料で読める記事もあるものの、有料会員向けの記事も作るなど時代に合わせた新聞の形を提供しています。高い信頼度を誇る日本の新聞社ですから、今後も時代に合わせた新聞の形を提案して欲しいですね。

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