今回はチョコレートでお馴染みの明治製菓の社長である川村和夫さんにつてご紹介していきます。
川村さんの生立ちと実績を公開
1953年に宮城県に生まれました。1976年に早稲田大学法学部卒業後、旧明治乳業へ入社しています。2007年に同社取締役へ就き、2012年には代表取締役社長に就任しています。その後の2018年に数々の重役を担った後に、明治ホールディングス代表取締役社長に就任しています。
明治製菓の売上を公開
明治製菓は売上を確実に伸ばしていますが、中でも医薬品セグメントが著しく伸びているようです。明治グループでは製菓だけではなく、現在は医薬品も取り扱うようになっているのです。中でもビラノアというアレルギー薬が大きく売り上げに貢献しています。それでも売り上げは食品セグメントが8割以上を打ち出しており、安定した人気を誇っています。食品セグメントではシェアの1位はもちろんチョコレートとなっており、その後にヨーグルトや牛乳が続きます。中国、アジア、米国などにも進出している明治製菓ですが、食品セグメントに関しては同じようなシェア率が出ています。医療品セグメントにおいては全身性抗菌剤やジェネリック医薬品が高いシェアを誇っています。海外では少し違うようで、抗生物質のシェア率が高く、中でもアジアでよく購入されているようです。日本の質のよく安価な製品は好まれているようです。
今後の明治製菓
明治グループは、社会の変化や暮らしにおいて、その生活を向上させるような商品を提供し続けることを目標としています。そのことから、2026年に向かって目指すべき企業グループ像を示すものとして「明治グループ2026ビジョン」というものを打ち出しています。これは明治グループが100年で培った強みをこれからも活かすとともに、それだけに頼らず新しい知識や技術を取り入れて商品を開発していくということのようです。また日本国内のみではなく、世界で売上高比率を20%まで伸ばしたいという目標もホームページ内で見ることができました。これからも日本が誇る企業として、世界に質の良い製菓を、そして医薬品を届けて欲しいですね。
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