ここ数年で働き方改革が本格化し、ブラック企業のような状況を減らしていこうという機運が出ていますが、なかなかブラック企業の一掃には至りません。しかし、かなり早い段階で働き方改革を行い、経営不振だった飲食店を経営再建させる手腕を発揮した人物がいます。それが株式会社ケーズカラナリープランニングの越野健太郎さんです。
越野健太郎さんの経歴
越野健太郎さんは1969年生まれで現在52歳です。音楽漬けの学生時代を過ごした越野健太郎さんは早稲田大学を卒業後、清水建設に就職。あらゆる現場を経験したものの、自主性を発揮できる仕事がしたいと考え、インターネットイニシアティブへ転職。システム開発を負かされ、マネックス証券で仕事をした際、社長の松本大氏に感銘を受け、マネックス証券へ。そこでの雰囲気など刺激を受け、起業を決断します。普通は今まで経験した建設、エンジニア、証券会社に関連した起業を行うものですが、越野健太郎さんは外食業界を選択。これがハマり、規模の拡大に成功します。
時代先取りの働き方改革
2006年、当時経営不振に追い込まれたちゃんこ江戸沢の立て直しのため、代表取締役として現場に立った越野健太郎さん。昔から働き方改革を実践し、週休2日と8時間勤務の徹底、1分ごとの残業手当の支給などを実践。社員が働きやすい環境を作り出していくことを心がけ、独自の経営理論で立ち向かう姿は立派です。
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