井上高志代表取締役社長 不動産の情報格差を埋める株式会社ネクスト

会社

引っ込み思案だった幼少時代

株式会社ネクストの代表取締役社長である井上高志氏は1968年生まれ、神奈川県横浜市の出身です。
特に苦労もなく育ち、勉強もスポーツも中の中レベル、どちらかというと引っ込み思案な子供だったそうです。
上場企業でごく普通のサラリーマンとして働いていた父を見て、自分は異なる働き方をしてみたいと漠然と思い、独立を志していきます。
青山学院大学経済学部卒業後に新卒で株式会社リクルートコスモス(現、株式会社コスモスイニシア)に入社します。

不動産業界の情報格差に目を付けて起業

そしてリクルートへ出向・転籍後、求人広告の営業として必死に仕事をしていきました。
5年で起業すると宣言していた井上社長は、一般の人が住居を探す際に十分な情報が得られずに事業者に振りな状況の改善に目をつけて、不動産業界の仕組みを変えたいとの信念から、1997年、株式会社ネクストを設立しました。
インターネットを活用した不動産情報インフラの構築を目指し、不動産・住宅情報サイト『HOME’S(ホームズ)』を立ち上げ、多くの物件情報を提供するという点においては非常に強いこだわりを持って取り組み、『HOME’S』は国内No.1の約450万件の物件情報を提供する掲載物件数No.1のサイトに育て上げます。

ICT化の進化、そして不動産に限らず様々な情報提供

井上社長は’今後の目標としては、不動産会社とやりとりをして現地まで見学にいかなくても顧客が住居選びを決められるようなところまでICT化が実現することを掲げています。
グラス型ディスプレイをつければ目の前に3Dの部屋が現れて、簡単な操作で家具の設置や壁紙の色などさまざまなシミュレーションを行うことができたり、その部屋のベランダに出て、そこからの眺望や広さを確認できるところまで行う野望を持っています。
街というキーワードを軸に人やお店がコミュニケーションを楽しみながら情報を発信したり得ることができるサイトLococom(ロココム)や、
生命保険、火災保険、自動車保険などの保険に関するさまざまな情報に加え、保険ショップやファイナンシャルプランナーと提携した無料の保険相談サービスマネモ(MONEYMO)など、
現在では不動産に関わらず、暮らしに関わる情報格差が大きい分野を中心に、ICTなどを活用してさまざまな情報格差を埋める会社に成長させた井上社長の今後の益々の活躍が期待されます。

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