誰もが一度はお世話になったトンボ鉛筆の社長、小川晃弘さんをご紹介!

会社

今回は消しゴムのMONOなどでお馴染みのトンボ鉛筆の社長、小川晃弘社長についてご紹介していきます。

小川さんの生立ち

東京都出身で慶應義塾大学卒業後、アメリカのダラス大学の院修士課程を修了、その後にトンボ鉛筆へと入社します。企画部長や、研究開発本部長、専務など重役を経て、2003年に社長へ就任しました。社長就任後から「手作りえんぴつ屋さん」「木物語色鉛筆」「おけいこえんぴつ・いろえんぴつ」などの数々のヒット商品を発売しています。

今までの売り上げ

日本の文具の中心ともいえるトンボ鉛筆ですが、その製品は日本国内のみではなく世界中で愛用されています。しかしスマートフォンやタブレットを中心とした学習が進む中、売り上げは緩やかに減少しているのが見受けられますが、少しずつ事業を縮小しているようで問題はないようです。その中でも人気で順調に売り上げを伸ばしているのが修正テープです。これは日本と比べて文具の質が悪い北米を中心に人気があるようで、他にもアメリカ独自の商品なども開発されています。2012年からは若者をターゲットに、Amazonも使ったインターネットサービスも始めています。これが更なる売り上げ向上につながるでしょう。

今後のトンボ鉛筆

近年の文房具を取り巻く環境が急速に変化している中でトンボは大きく動き出していると社長自らが語っていました。まずは開発型メーカーというポジションを確立させることです。昔懐かしい文具だけではなく、新しい形とありかたを追求し、それでいて高品質で良いものを提供するということを念頭に置いていることが窺えます。これは国内だけでなくグローバルな試みとされていて、既に現在その土地にあった文房具を開発して人気を上げています。 このような背景には安くて質の良くない海外文具が出回ってきたことがあります。これに対してトンボは昔ながらの「ブランド力」で対抗してくようです。さらには店舗を構えると初期費用がかかってしまうことから、積極的にオンライン販売にも参入しているようです。これは若者を対象とした試みでもありますが、気軽にAmazonなどで購入することができるで主婦層からも人気を博しています。子供の文具離れが進む現代ですが、これからの試みにも期待できそうです。

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